自分の強みがわからない、自分に自信がないと感じたら

「自分の強み、長所がわからない。」
「自分に自信がもてない。」

今回はそんな風に感じている方へ書いていきます。

自分の強みがわからない

「あなたの強みはなんですか?」

面接のときによく聞かれる質問ですね。
私も就職活動や転職活動で何度も聞かれましたが、
正直、毎回答えるのに苦労しました。

「自分の強みを聞かれても困る」、
「なかなか即答できない」という人も多いと思います。

「これが長所です」と自信をもって言えたらラクなのに、
考え始めるとますますわからなくなったり。
「そもそも自分ってどういう性格なんだろう?」とグルグル悩み始めてしまったり。

最終的に短所ばかり思いついて落ち込んでしまうこともあるかも・・・

つい他人と比較してしまう

自分の強みについて考えたり、自分に自信が持てないと感じたりする時は、
自分と誰かを比較している時でもあります。

「他人と比較しても意味はない」と言われても
ついつい比較してしまいますよね、無意識に。

例えば、
同僚が活躍しているのを見て、悔しかった
友達が幸せそうな姿を見て、うらやましくなった
こんな時、「自分なんて」という気持ちが出てくることがあります。

他人と比較した挙句、「自分なんて何の取り柄もない」、
「自分にはどうせ無理」と投げ出したくなる。

こういうことが、自分に失望するきっかけかもしれません。

それでも、いま自分の強みや長所について悩んでいるとしたら、
それは、あなたが現状を投げ出さずに自分と向き合っている証拠だと思います。

自分の強みを他人に聞いてみる

強みって、自分ではなかなか分からないものです。

「強み」という言葉の類語を調べると、
「長所」・「アピールポイント」・「武器」などが出てきます。
いずれも自分のプラスの面、肯定的側面を表しています。

自分のプラスの面って、自分ではどう頑張っても見つけられない時があると思います。
これは、その人にプラスの面・長所が全くないからという訳ではありません。

自分のことを肯定できない時期が誰しもあるし、
そもそも自分に自信がなくて悩んでいる時に、無理やり前向きになるようなことは難しいです。

なので、「自分のことがわからない」、「短所しか出てこない」という時は、
自分の強み・長所を他人に聞いてみるのはどうでしょうか。

家族でも友達でも、誰でも。

注意したいのは、自分を大切に思ってくれているであろう人に質問することです。
厳しい上司や毒舌な友達、気の合わない同僚など、
そういう人にあえて聞くようなことはやめておきましょう。

茶化さずに、照れながらもきちんと答えてくれる誰かにしましょう。

自分の強みや長所を誰かに聞くのは照れくさいですが、
改めて聞いてみると面白いです。
自分が意識していない一面を、誰かが肯定してくれるかもしれません。

ずっと昔に戻って、成績表に書かれた学校の先生の言葉を読み返すという手もあります。
人の性格の本質的な部分は、幼少期から変わりません。
過去の自分の姿が、今の自分を捉え直すきっかけになったら嬉しいですね。